ホテルも良かった。夜景もきれい。大浴場でリラックスして、明け方は ラグビーワールドカップ決勝戦で興奮。マラソン速く走れるわけがない。
なぜ歳をとってからも走り続けるのか?
BDNF(脳由来神経栄養因子)。運動の刺激が筋肉に伝わるとPGC-1αという物質が活性化され、筋肉からマイオカインと称されるさまざまなホルモンが分泌される。この一連の化学反応からBDNFが作られ、血管経由で脳に運ばれて神経細胞を再生させる。BDNFが記憶に関わる海馬に作用すれば記憶力が増強され、理性の中枢である前頭野に作用すれば創造性がかき立てられる可能性あり。強度の高い運動よりジョギングのような軽運動でBDNFはより増加する。
運動刺激によって筋肉で活性化するPGC-1αは体内の遺伝子情報のやりとりを促す物質。この物質がさまざまな役割を果たす。
たとえば運動不足や肥満に陥ると全身の細胞に慢性的な炎症が起こる。脂肪細胞に炎症が起こると糖尿病、脳細胞が炎症を起こせばアルツハイマー病などのリスクが高まる。 PGC-1αはこうした炎症反応の火消し役となる。